7月29日未明、山形県は未曾有の豪雨に襲われました。
IBUKIのある河北町も大きな洪水被害を受けました。
IBUKIも建物への被害はなかったものの、敷地全域が冠水し、大変な1日となりました。
被害を受けられた方々には心よりお見舞い申し上げます。

そんな中、実はIBUKIではもう一つ事件が起こっていたのです。
水が引いた後の敷地の片隅で、かすかに響く、か弱い声。
それは、1匹の小さな子猫が寂しそうに母親を呼ぶ鳴き声でした。
子猫を発見した優しいKさんは、段ボールに子猫を入れて母猫の迎えを待ちました。

写真①

しかし、迎えが来ることはありませんでした。
洪水で流されてきたのでしょうか。大雨の混乱で母親とはぐれてしまったのでしょうか。
事情は分かりませんが、心優しいIBUKIの皆さんは放っておくことなどできませんでした。

緊急事態との一報を受けた財務担当の私。現場へ向かい、子猫と対面。
得体の知れないおじさん達に囲まれ、恐怖に震える子猫。
・・・かわいい。

「私が預かります。」
そう決断するのにそれほど時間は掛かりませんでした。

その日のうちに病院で検査を受け、幸い健康状態に問題なし。
生後1ヵ月くらいの女の子でした。
妻の許可も下り、2人暮らしのアパート(ペット可)に子猫がやってきました。
名前は、現場にいた猫好きOさんの「流されてきたんだから『桃太郎』だべ。」との発言を引用し、
女の子なので「もも」ちゃんに決定。

写真②

2人ともペットを飼うのは初めてでしたが、やんちゃなももちゃんに悪戦苦闘しながらも、
家族3人で楽しく幸せな日々を過ごさせて頂いております。
我が家に来てから約2ヵ月が過ぎ、今ではこんなに立派になりました。
これからもよろしくね!ももちゃん!

写真③

そんなももちゃんに衝撃の新事実。
数日前ワクチンを打ちに病院へ行った際、ももちゃんには立派な○○があることが判明。
…男の子だったそうです。
頼むぜドクター。かわいいピンクの首輪買っちまったぜ。